7月の山行

硫黄岳・2760m 横岳・2829m (八ヶ岳)



硫黄岳爆裂火口       硫黄岳山頂

 【個人山行】硫黄岳・横岳(八ヶ岳)

1.実施日:7月15日(土)・16日(祝)
2.登山口:桜平(長野県茅野市豊平)
3.登山口までのアクセス:自家用車
4.コースタイム(標準:7時間、実績:8時間20分、総距離:約13km、最大標高差:976m)
【1日目】桜平(7:00)・・・夏沢鉱泉(7:30)・・・オーレン小屋(8:20)・・・夏沢峠(9:10)・・・硫黄岳(10:40)・・・硫黄岳山荘(11:50)・・・横岳(13:20)・・・硫黄岳山荘 (14:30)
【2日目】硫黄岳山荘 (7:30)・・・硫黄岳(7:50)・・・夏沢峠(9:00)・・・オーレン小屋(9:30)・・・夏沢鉱泉(10:00)・・・桜平(10:30)
5.参加者:M.I、N.I(男女各1名、計2名)
 
前日14日(金)の夜、我孫子を出発。中央道の八ヶ岳PAで仮眠、5時過ぎに出発。登山口までの道路は、未舗装で道も狭く急カーブも続くので、明るくなってから出発して正解。6時過ぎに桜平駐車場(中)に到着。すでに満車状態で路上駐車が始まっていたが、何とかスペースを見つけて駐車。この駐車場は昨年春に新設、きれいなトイレは今年整備されたばかり。
 駐車場(1853m)を6時半頃出発し、登山口まで0.6kmの舗装道を上るが、この道が結構きつい。登山口のゲート(1892m)をすぎてようやく登山道らしくなると、沢の水音がとても心地よい。



登山道に入ってすぐの沢が心地よい


 約30分で最初のポイント、夏沢鉱泉(2060m)に到着。小休止して出発。次のポイントはオーレン小屋(2330m)で約50分。ここは天狗岳や赤沢鉱泉等への分岐点でしかも温泉があるので人気の小屋らしい。ここでも小休止し出発。



最初のポイント 夏沢鉱泉




オーレン小屋


 最後のポイント夏沢峠(2432m)まで約30分。10:40頃、硫黄岳(2760m)に登頂。山頂はとても広々している。多少雲が出ていたが、雲の上に聳える山なみの中に槍ヶ岳を見つけた時には感動した。



硫黄岳山頂からの眺望



硫黄岳山荘から望む硫黄岳





可憐に咲くコマクサ




横岳山腹から硫黄岳を望む




ピンクと白のコマクサ




横岳山頂を望む




横岳山頂への鎖場





横岳山頂

 山頂で少しのんびりして出発。11:50頃硫黄岳山荘(2650m)に到着し、ザックを預けて横岳を目指す。鎖場もあったが無事13:20頃横岳(2829m)に登頂。

 山頂から見る赤岳の姿があまりにもきれいで、少しでも近づこうと尾根を途中まで歩き、その雄姿を目に焼き付けて14:30頃に小屋まで引き返した。





横岳山頂から赤岳方面の眺望


 

赤岳の雄姿


 小屋に着いたところで、硫黄岳に日が当ってとてもきれいだなと眺めていると、その風景の中にかもしかを発見。ぴょんぴょん跳ねるように動いている姿はとても印象的であった。



元気に飛び跳ねるかもしかを発見


 硫黄岳山荘は、すごくきれいで設備が整っており、WiFiもサービスされていた。とくに驚いたのはトイレが水洗で、何とシャワー(1回500円)まで浴びることが出来た。夕食も大変おいしくいただき、早めに就寝。N.I.は夜中に起き出し、大きな流れ星を3つも見るという幸運に恵まれた。
 翌朝は、朝靄に包まれた山なみを堪能し、硫黄岳の爆裂火口も再度目に焼きつけた。
 当初は、この後天狗岳まで行くことにしていたが、予定を変更してそのまま下山することとし、7:30頃に小屋を出発、11:00頃桜平駐車場に到着、帰路についた。
 

朝靄に浮かぶ山なみ




朝靄に浮かぶ御嶽山




硫黄岳山荘から北アルプスを望む